荷物列車は、国鉄が主に小包(鉄道小荷物)などを運送していました。
列車の区分としては旅客列車に含まれます。
この荷物列車に使用される車両は荷物車と呼ばれています。
荷物列車は元々乗客の手荷物を運ぶものであって、
貨物列車は大口の貨物を運ぶという点が異なります。
手荷物や小荷物は元々旅客列車に併結された荷物車で
運ばれていたが、輸送量の増加や積みおろしのための
運転時分への影響の配慮から荷客分離され、
1929年に東京駅~大阪駅間で初めて
荷物列車1往復が設定されました。
主要幹線では専用の荷物列車が運行され、旅客列車に荷物車を
連結したものも多く運転されていました。
国鉄の荷物輸送量は1963年度の1億5847万個をピークに減少し、
1984年度には3745万個に落ち込み、鉄道小荷物制度が
宅配便に押され1986年に運行を終了しました。
当鉄道管理局では荷物列車は健在です!?
荷物列車の車輌構成です。
全車輌KATOです。
スニ40×2輌
オユ12×1輌
マニ60×3輌
マニ60は古い製品ですので、テールライトは点灯しません・・・。
そこで1輌のみテールライトを点灯させました。
室内灯も電球色LEDにて点灯させました。
マニ60は客車と違い窓が少ないので、明るさのムラが目立ちません。
また作業の自由度は非常に高く、楽に作業できました。
全車輌の室内灯の点灯確認です。
スニ40には室内灯はありません・・・。
荷物列車を試運転しました。
牽引は貨物の牽引でお馴染みのEF15です。
後方から見てみるとテールライトが輝いています。
荷物列車ですが室内灯を取付けると、雰囲気が出て
いい雰囲気を醸し出してくれます。