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2016年も残すところ今日を含め3日となりました。
昨日が仕事収めだった方も多かったようです。
年末ということで車輌メンテをしました。
定期的に車輌を走行させていますが、
いつの間にか車輪表面がくすんでしまい通電状態が悪化し
ライト類や室内灯がチラついてしまいます。
しかしコンパウンドやペーパーなどで磨くと表面がキズ付いてしまいます。
黒車輪に表面処理された被膜も剥がれてしまいます。
さらに手間も時間もかかります。
そこで当鉄道管理局では液体のサビ取り剤で車輪のサビを
落としています。
当鉄道管理局で使っている液体のサビ取り剤です。
pH7ですので扱いが簡易です。
しかしちょっと匂いが・・・薄い硫黄臭がします。
車輪表面がサビてしまった台車です。
台車枠から車輪を外し5倍に希釈した塗料の空き瓶に入れ5~10分ほど
ディップしちょっと攪拌します。
pH7ですので車軸のナンプラは車輪に取付けたままです。
瓶から取り出し流水で洗い乾燥させます。
車輪表面のサビが落ち光沢が復活しました。
向かって左側の車輪がサビ取り前、右がサビ取り後です。
こうして見ても車輪表面のツヤが違います。
車輪を戻し台車を取付けます。
コレで通電復活です。
このサビ取りでは車輪に付着した通電スパークによるカスなども落ちます。
この方法で当鉄道管理局では車輪のメンテを行っています。
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